WiMAXは無線回線ですが、今までのものと違って、電波状況に問題がなければ、普段の通信速度に必要な数~10メガの通信能力が簡単に得られます。その為、体感速度が光と変わりません。室内などで悪くても、端末を窓際に置くなどちょっとした工夫で解決できます。データ利用量に応じて極端な規制が掛かる事もありません。
ただ、エリアや電波状況の問題があるので、一度、端末の無料レンタルを利用されると確実です。ADSLもそうですが、状況によって変化する回線は人の話は参考になりません。自分の状況を見極める事が重要です。問題が無ければ、家・外(スマホなど)が兼用できるので、通信費がかなり節約出来ます。工事が必要ないのも良い点です。WiMAX一本化が流行るのも頷けます。
WiMAXの特性
使用する電波帯の特性で電波の直進性が強く、建物の中など遮蔽物の有る無しが大きく影響します。なるべく、見通しの良い電波の来てそうな窓際に端末を置くことで、通信能力が大きく変わります。
窓際WiMAX
無線LAN側の問題で遅くなる事もあります。持ち運び用の端末は、行く先々で電波干渉しないよう、LAN側の電波が2・3メートル位しか飛ばない出力設定になっています。隣の部屋などでも使う時は、クレードルを利用してLAN配線にしたり、無線親機を接続します。端末は、持ち運び型だけでなく据え置き型もあります。据え置き型は最初から普通の出力設定になっています。 この端末はUQ-WiMAX本家で売っています。Flat契約で他の端末と同じ800円です。
既存のLAN配線を利用
現在使っているLANに接続する場合は、利用しているモデムを外し、必要ならルーターやスイッチングハブの接続を見直します。WiMax端末を窓際など電波状況の良い所に置いて、近くまで来ているLAN端子につなげば、そのまま既存のLANが利用出来ます。