遅延の発生源を突き止める方法

遅延が何処で発生しているか調べるコマンドがあります。DOSコマンドの「tracert」です。

例えば、コマンドプロンプトを出して、「tracert yahoo.co.jp」リターンと打つと、Yahoo!サーバーまでの経路途中の遅延が判ります。

tracertの結果

一番上の「192.168.0.1」は自宅にあるルーターです。普通は1ms以下です。

その後、回線業者のルーターを幾つも通り、プロバイダーを通って、ネットワークが一同に集まる結節点を通って、ヤフーのネットワークに入り、目的のサーバーに到着しています。最終的には18ms程度で、何ら問題ないレベルです。

ネットワーク図途中、高い数値が出初める所があれば、そこが遅くなる原因です。

夕方から夜に掛けて極端に遅くなるのは、プロバイダーの混雑が原因である事が多いのですが、フレッツ光では回線が原因になっている事もあるという噂を耳にします。

海外が遅いのは距離的な影響で、何千キロも離れてくると、軽く100ms単位の遅延になります。東京より北海道の遅延が大きいのも、サーバーが東京に集中している関係で距離的な遅延が出てきます。

 

ネットワークの管理者

IPアドレスから調べる事ができます。こちらでIPアドレスを検索に掛けます。