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「光ポータブル」の本当の料金は? - 名前やCMからは想像できない、なんじゃこりゃ商品

ライターさん(最終更新日時:2012/8/24)投稿日:

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佐藤健さんが光ポータブルを持ち、ソファーに座ったまま町中を移動するCMがありましたが、 月額525円で光ポータブルを借りても、別途、イーモバイルなどと月額数千円の契約をしないと、一般的なモバイル回線のように広い範囲で使えない。ポツポツとある無線LANスポットを利用するにも月額210円必要。単体で使えるのは家の中のみ。

光ポータブル 家の中

 

ポータブル 【portable】

持ち運びのできるさま。小型で携帯に便利なさま。携帯用。「―テレビ」  広辞苑



また、公式サイトでは価格がぼかされているが、充電池はレンタル対象外で、寿命が来たら交換充電池は4,935円で購入しなければならず、本体が壊れたり、無くしたりしたら弁償で34,800円請求される。NTT西日本は2年の縛りがあり、解約金は7,350円。




家では無線親機があれば無線でつながる。無線親機は2・3000円で売っている。また、無線LANスポットは光ポータブルがなくても、月額数百円で直接利用できる。スマートフォンなら携帯会社が無料で用意する無線LANスポットがある。ノートパソコンやタブレットなどには、元々、無線LAN機能が付いている。わざわざ光ポータブルを借りる必要はない。

無線親機

無線LANスポット



 

外でインターネットを利用するなら、最初からモバイル回線を契約した方が早いし安い。1~2年の縛りはあるが、Wi-Fiルーター端末はキャンぺーンで格安か無料で配られている上、キャッシュバックまである。

WiMAX


WiMAXの登場以降、モバイル回線の通信能力は格段に良くなった。普段は数メガ以下の通信速度なので、WiMAXの電波状況がよければ、光回線と同じ体感速度で利用できる。この為、ネット回線の一本化ができるようになり、通信費の大幅節約が可能になった。


光 vs WiMAX - 速度比較で勝る光を解約、WiMAX乗り換えが流行る理由



WiMAX一本化