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図解 自分でできる「家庭のインターネット」 - LANの基礎知識

ライターさん(最終更新日時:2013/2/20)投稿日:

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ネット接続に必要なもの

  • 回線
  • プロバイダーの接続認証 (ID・PS、回線とセットの場合あり)


回線と接続認証

PC個別認証


PC個別認証では、普通、2台目はインターネットにつながらない。先に認証した速い者順か、逆に後の認証が優先のどちらかになる。2台同時につながっても、ほんの少しの時間でどちらか切れる。プロバイダーによっては2台目までつながり、3台目からつながらない事がある。
 
個別認証2台まで

ヒント


回線とプロバイダーの違い


回線業者とプロバイダーの違い


 

パソコン2台以上でネット接続する時に必要なもの

  • ルーター (IPアドレス変換機能、多段可能、PC1台でも使える。)


ルーターネット接続認証はルーター内で行う。ルーターの設定が必要。


モデムにルーターが内蔵されている場合もある。


ルーター内蔵モデム

PCの設定をせずともモデムに繋いだだけでネットに繋がる場合は、ルーター内蔵モデム。業者側で認証設定を済ましている。


ルーター多段


ルーター配下の安全性が増す。インターネット付アパートなどでは、他の部屋からPCに侵入されないよう、LANコンセントとPCの直結は避けた方が良い。2重ルーター云々は俗説ですので気にする必要はない。


ルーター多段ネット接続認証は、最上位のルーターだけで良い。下位のルーターはローカールルーター設定にする。

 

接続できるPCの数を増やしたい時に必要なもの

  • スイッチングハブ (分配機、通称ハブ。ルーターに設定してある台数分まで分配できる。多段可能。)


スイッチングハブ


ルーター付モデムにLAN端子が一つしかない場合にも使う


スイッチングハブ


 

無線LANに必要なもの

  • 無線LANルーター親機


無線LANルーター


無線機能のみを使う場合 (ブリッジ接続、ルーター機能切り)


無線LANルーター ブリッジ接続
無線機能のみを使い、PCでネット接続認証をしている場合

無線親機 PCで接続認証

ここからPC(子機)を増やすには、親機をルーターにして、親機で接続認証をするように変更する


 




 

LANの構築例


家庭内LAN

 無線親機1台で無理に家全体をカバーさせるのではなく、各部屋に無線親機を置いて利用。電波干渉しないように出力を調整。離れた部屋でも快適に無線LANが使えます。


LANの構築例

 見通しのよい窓にWiMAX端末を置いて、既存のLAN配線を利用。光などの有線回線と同じように利用出来ます。