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450Mの無線親機にすると速くなるのか - 無線LANルーターの選び方

ライターさん(最終更新日時:2013/2/14)投稿日:

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無線ルータの広告には、規格値で300Mや450Mとあり、実測値で100M超えの数値が表示されています。有線部分が1Gのものだと、有線は何百M超えの数値です。これには訳があります。

 

無線LAN広告

 
測定結果の通信速度は、ネットを通したものだと誰もが感じると思いますが、これらの広告は違います。大概、測定方法の注意書きが小さい字で書かれています。それをよく読むと、親機の横に有線接続したサーバーPCを置いて、そのサーバーとデータを遣り取りして通信速度を測定しています。それも、普通では使われないOSの設定数値を使っています。ネットを通すと、距離等の遅延の限界で大した数値が出ないのと、無線制御の遅延をカバーする為です。また、測り方も特殊で、データはハードディスクを使わず、メモリーからメモリーで測定しているものもあります。ハードディスクの転送遅延を避ける為です。


広告の測定方法

 

普通のパソコンでネットを通した速度は広告のようには出ません。ですが、多くの人が広告の実測値を信じてそれらを買っています。特に200Mや1Gといった光回線を引いた人は、氾濫している間違ったネット情報などの影響もあり、光の能力を生かすには、それらを買わないと駄目だと信じこまされています。ですが、実際、買ってつなげて、スピードテストをしてみると、思ったより遙かに遅い結果しか出ないので悩み、色々やっても変わらないので最後は疲れ、諦めています。
 

普段利用している通信速度は、動画を入れても数メガ以下です。光回線のスピードテスト自体が無意味です。親機の広告表記だけでなく、スピードテストの無意味さも合わせて正しい情報が発せられていれば、全国で膨大な無駄な努力が発生することもなかったでしょう。


 

 

11nのアンテナ数


11nは、11a/b/gより性能が良く上位互換があります。これまでの2チャンネル分の電波を使ったり、アンテナの数を2本、3本と増やす事で能力を高くしています。その他にも、いろいろな技術で、それまでより飛距離などが良くなっています。リンク速度は、2チャンネル分で最大150M、アンテナ送受信2本で最大300M、3本で最大450Mです。ですが、親機側だけでなく、子機側でもアンテナの数が対応していないと、最大300Mや450Mは機能しません。ノートパソコンやタブレット端末等の広告には、アンテナ1本分の機能でも「11n対応」と書かれていますので、多くの人が誤解していると思います。


アンテナの数

 

11nのリンク速度

 リンク速度の確認方法


ヒント

 


 

電波の出力


箱や広告などに、「ハイパワー」などと書いてあり、それらしいアンテナが付いている価格の高い親機がありますが、電波の出力はどれも同じです。アンテナの分、多少良いかなくらいです。


注意

  • 倍速設定は出力半減
  • 倍速設定で2チャンネル分使う場合、電波の出力は半分になります。その分、飛距離が短くなります。



 

電波干渉


多くの機器で使われている11b/gは、チャンネルの重複や、利用機器の増大で電波が混雑しています。その為、電波が込み入った所では、2チャンネル分の電波を使う11nの機能は使えず、倍速で設定しても自動的に1チャンネル分になります。


電波干渉




 

 無線ルーター親機の選び方


ネットは、普段、数メガ以下の通信速度です。スピードテストの速度が何時も出ている訳ではありません。150Mや300M、450Mにこだわる必要はありません。下のマークや、「11n」と表示された一番安い物で十分な通信能力が得られます。家電量販店などの店頭で、2から3000円位で売っています。特売だと2000円以下です。


Wi-fi

1チャンネル分の65Mから無線制御分を引いても約30Mあるので普段の利用に支障はありません。11aの周波数帯はチャンネルの重複部分もなく空いてますが、子機側になる端末が11aに対応していない事が多いので、親機に11aを用意しても利用出来ない事が多く無駄になります(iPadは11a対応)。

無線LANの規格

 
 

簡単接続機能


無線接続は、Windows7以降Androidなら、Wi-Fiの標準規格WPSを利用すれば、親機のWPSボタン一発で繋がります。AppleのiPhoneやiPadなどはWPSに対応していませんが、2ステップで繋がります。昔と違って、接続方法は簡単になっていますので、メーカー独自のバッファロー「AOSS」やNEC「らくらく無線スタート」を利用する必要はありません。これらを使うには専用ソフトのインストールや使い方を知る必要があり、逆に面倒です。Wi-Fi規格の基本を一度覚えれば、どのメーカーの親機でも使えます。もちろん、バッファローやNECの親機でもWPSに対応しています。

WPSのロゴ

AOSSとらくらく無線スタート