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スマホ/タブレット通信料金 快適節約術 - 利便性を損なわずにドカンと安くする知恵

 

データ通信は別会社

 

従量プランを賢く使えば安くできるか?

従量プランは、ネットを少し見て回っただけで、すぐ上限になる設定になっています。課金速度が速すぎて、とても従量と呼べる代物ではありません。

例えば、ヤフーのトップページを見ると幾らになるか計算してみます。

ヤフーのホームページ

容量は約400kバイト (1k=1024バイト)

1パケット = 128バイト
1パケットは0.084円 (docomo パケ・ホーダイ ダブル)

409,600B ÷ 128B/pkt × 0.084円/pkt = 268.8円

ヤフーのトップページを見ただけで約270円です。これでは、ちょっとWebサイトを巡回しただけで上限価格です。ちまちま考えて、せせこましく利用するのも疲れます。

 

無線LANを利用してパケット料を抑えてはどうか?

無線LANの使える所

  • 駅やファーストフード店など
  • コンビニの一部
  • 自宅の固定回線(無線親機が必要)
  • 携帯会社が親機を設置した店など

Wi-Fiスポットサービス

無線LANを使える所は増えてますが、それでも、かつて携帯電話が無かった頃、公衆電話を探して回ったように、無線LANスポットを探す事になります。せっかく無線回線なのに、これでは無線の利便性が台無しです。回線の付いてないiPod touchなどを使っているのと変わりません。また、無線親機と利用機器が増えて、場所によっては、まともに使用できない事があります

ネット部分を別の会社にしてはどうか?

docomoの回線を借りて安く提供している会社があります。半額以下になります。月額1000円以下でも、通信速度の制限が200kbpsに上がり、一定量の高速通信が付いてくるサービスも出てきており、使い勝手が良くなってきています。

格安SIM比較表

 

問題はSIMロック

日本では携帯端末と通信回線がセットで販売されています。その為、販売した携帯端末が他社回線で使えないように制限をかけています。これをSIMロックといいます。例えば、ソフトバンクのiPhoneにドコモのSIMを刺しても使えません。auはもっと強烈なロックが掛かっていて、au同士の端末であっても、SIMを差し替えて使うことができません。

SIMカード

上記の格安SIMはドコモの回線を利用するので、ドコモから発売された端末なら使えますが、SIMロックが解除できない他社の端末は使えません。その場合、SIMフリーのルーター端末を利用するか、別に、ドコモの白ロムやSIMフリー端末を用意して利用します。

図にするとこんな感じです。

現状携帯会社でデータ通信

データ通信は別会社データ通信は別会社

ガラケースマホ2台持ちWi-Fiルーター端末を利用すれば、割安な料金にまとめられるので、複数台ある時は更に効果的です。SIMロックの掛かっている端末にもWi-Fiなら対応できます。データ通信は別会社、Wi-Fiルーター端末

ガラケーiPodtouch

ドコモ端末と格安SIMの組み合わせは、テザリングが利用できません。ドコモ端末テザリング

 

Wi-Fiルーター端末

無線回線とモバイル機器を無線LAN(Wi-Fi規格)で中継する端末です。複数の機器を無線で繋げることができます。WiMAXには、アダプター(クレードル)を使ってLANを構築する事ができる端末もあります。

WiMAX WM3600R+クレードル

画像例 WiMAX WM3600R+クレードル

 

パケ死

ルーター端末を利用する場合、元の会社ではパケット料が発生しない設定にするのですが、データ通信は「ダブル定額」など上限のある契約にした方が無難です。設定ミスなどで、知らぬ間にパケット料が掛かっていたりすると、高額請求が来る、いわゆる「パケ死」の可能性が出てきます。最初から携帯会社と契約していない機器を利用すれば安心です。

 

ネット回線の一本化

WiMAX登場以降、モバイル回線でもネットを利用するのに十分な通信能力が得られるようになってきました。普段は数メガ以下の通信速度です。光回線のような100メガも要りません。その為、光回線を解約して、ネットはモバイル一本にまとめる人が出てきています。電話は携帯で済んでしまうのと同じ感覚です。光は、固定電話と違って、固定回線なのにモバイル回線より高いので、一本化することで大幅に通信料金を節約することができます。

WiMAXで通信費節約

ちなみに、NTT以外のADLSは昔に比べて大幅に安くなっています。NTTに近ければ、ADSLでも十分な回線能力が得られる事が多いのですが、通信速度の誤解から、無駄に光を引いている方が沢山います。再検討の価値有り。

イーアクセスのADSL

 

データ利用量による能力制限

この規制に引っかかると、通信能力を128kbpsなどと極端に絞られます。極端な通信規制が無いのはWiMAXだけです。XiやLTEは、追加料金を払えば一定量まで規制が解除されます。

固定回線は契約せず、テザリングのみで済ます場合、データ量の多い動画がポイントになります。

データ利用量による能力制限
各社の通信速度規制

docomo(Xiなど)、au(+WiMAXなど)、イーモバイルは、テザリング可能
softbank(iPhone・iPadなど)は、テザリング不可
softbank ULTRA SPEED、SoftBank 4G、UQ-WiMAXは、データ通信