回線速度を強調した広告に目を奪われがちですが、いくら回線能力が高くても、規制が掛かって128kbpsに制限されてしまっては遅すぎます。規制を知らずに使っていて、壊れたかと思う人がいるくらいです。
規制の発動条件は多少違いがありますが、どこも似たり寄ったりです。広告などの何処かに小さい字で書かれています。分かりにくいので、表にまとめました。XiやLTEは、追加料金を払えば一定量まで規制が解除されます。
docomo(Xiなど)、au(+WiMAXなど)、イーモバイルは、テザリング可能
softbank(iPhoneなど)は、テザリング不可
softbank ULTRA SPEED、SoftBank 4G、UQ-WiMAXは、データ通信
データ利用量の目安
動画を見るか見ないかで、大きく違ってきます。動画を見なければ、1GBでもそれなりに使えます。
動画を見ない場合
1GBの利用量例
- HP閲覧 約1,000ページ/月 約33ページ/日
- メール 約1万通/月 約340通/日
HP閲覧1ページ1MB、メール:1通100KB。それぞれ単体で計算。併用するとその分減ります。
価格.comの特集より
価格.comの特集より
動画を見る場合
1GBの利用量例 下の図、右側
出典 朝日新聞 2011年3月1日ネット版
月30日で、一日に直すと、
ウェッブ閲覧 20ページ
電子メール 10通
動画 約2分40秒
ウイルス対策、更新1日分
規制の無い回線
唯一、規制を掛けてない会社があります。データ通信専門のWiMAXを搭載する「au」です。
動画を見る場合、一々、規制を気にして使うのも面倒なので、規制の無い会社を選んだ方が手っ取り早いです。
又は、電池の持ちや、複雑な料金体系の為に知らぬ間にパケット料が高額になる、いわゆる「パケ死」の恐れもあるので、WiMaxのWi-Fiルータを別に用意するのも良い案だと思います。パケット料や光回線の節約になるWiMAX一本化が口コミで広がってブームとなっています。