遅延の限界

光なら、回線能力的には、ほぼ契約通り得られているのですが、回線能力の限界になる前に、PC-サーバー間の距離による遅延の限界が先に影響して通信速度が抑制されます。末端の通信能力をいくら高くしようが、これが先に影響して、通信速度は、それ以上良くなりません。その為、光の回線能力をスピードテストで確認するには、サーバーに近くなければ出来ません。機器の故障や、回線の不具合ではありません。

更に、ネットワークの混雑が原因の遅延が加わると、その分、通信速度は悪くなります。主にプロバイダーの善し悪しが影響しています。

遅延の限界

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スピードテストの限界と誤解

スピードテストの限界

回線の通信能力がダイヤルアップの頃のように、56kなどと低い内はスピードテストを簡易的に利用して、回線能力を確認することが出来ました。ですが、ADSLが出て回線能力が高くなってくると、回線能力ではなく、遅延の限界で通信速度が制限され、通信能力を一杯に利用して通信出来なくなり、スピードテストが回線能力を表さなくなっています。 続きを読む

回線速度の調べ方

回線速度と通信速度の図

回線速度は、モデムと基地局間の通信能力を表しています。光の様に高い通信能力がある回線では、スピードテストを簡易的に利用して、その能力を見る事は出来ません。通信速度は回線以外の様々な要因が絡み回線能力一杯に利用して通信する事が出来ないからです。

正しくは、光回線終端装置やADSLモデムにアクセスして確認します。 続きを読む

「普段の通信速度」と「必要な回線速度」

普段の通信速度

普段の通信速度

通信が行われている様子は、水道を使う時のように直に見えません。一般的には、体感的な速さの変化を見るぐらいしか有りません。スピードテストの結果は、特殊なサーバーとの通信速度で、普段利用しているサーバーとの通信速度ではありません。 続きを読む

「回線速度」と「通信速度」の違い

速度という表現が誤解の元

回線速度とは

基地局からモデム又は終端装置までの通信能力を表します。「回線速度」ではなく、「回線能力」と言った方が分かり易いと思います。水道に例えると、水道管の太さになります。その為、程度を表す時は、「速い遅い」ではなく、「高い低い」と表現する方が適切です。

 

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