以前は、東日本の場合、工事費割り引きの違約金は、工事費の一部負担で少ない設定だったのですが、今は、工事費をまるまる利用した縛り契約にし、解約防止や、料金が安くなったかのように見せる錯覚広告に利用するようになりました。西日本は、元々、きつい縛りが掛かっていました。
NTT東日本
工事費無料といっても、25,200円を2年の分割払いにして、その分を回線料から割り引く方式になりました。途中、解約すると、残りの工事代が請求されます。回線料から1,050円割り引く所がポイントで、広告では、工事代の値引き分まで回線料が安くなったかのように宣伝しています。実際の支払いは、工事代を一括払いしていなければ、別途、工事代の1,050円が乗ってきます。
NTT西日本
工事費が3,675円になる割引きがあるのですが、違約金の縛りがあり、1~15ヶ月以内が21,000円、16~24ヶ月以内が10,500円となっています。
東西どちらも、平成24年6月の申し込み分から適用です。
その他の違約金
工事代の違約金以外に、にねん割やあっと割の違約金、プロバイダーの違約金が発生します。合計でとんでもない金額の違約金になります。工事前の申し込み段階のキャンセルなら、契約成立前なので、それらの違約金は発生しませんが、家電量販店でPCや家電を割引きで購入した場合、その割引き額の返還が必要になります。
違約金トラブル
フレッツ光の加入は、先の事をよくよく考慮しないと、とんでもない目に遭います。異常な営業活動が行われているので、勧誘員の話は当てになりません。後で、言った言わないのトラブルが起こっています。引っ越しを控えている方や、それが予想される方はトラブルになる可能性大です。
基本的には、このような複雑な料金体系や契約内容の商品には関わらないのが一番です。誇大広告の影響で、単純に回線速度が速い方が良いというイメージがありますが、実際はそうではなく、光は速いというより無駄といった方が合ってます。一般家庭に光の能力は必要有りません。必要十分で安い回線が他にあります。無理に光を引く必要はありません。
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