NTTの基地局間を繋ぐ固定電話網をIP化するという話を、まるで固定電話が廃止になるかのように報道していたので、ほとんどの人が誤解したと思います。廃止にするのは基地局に有る電話交換機で、これをIP化します。NTTの基地局から町中に張り巡らされているメタル線は廃止にはなりません。新たにメタル線を繋ぐIP電話対応機器も作られるので、今ある電話もそのまま使え、もちろんADSLも使えます。
- 25年に全固定電話をIP化 NTT、利用者は対応不要
- 電話局内の基幹設備を取り換えるため、一般の電話利用者は宅内工事や新たな契約といった対応は必要ない見込み。
- NTT東西、2025年メドに固定電話網のIP化完了へ、INSネットは廃止
- メタル回線を使うユーザー向けに、基本的な音声サービスなどをIP網経由で提供する。メタル回線を、新たに開発するIP電話網に収容する形で提供する計画だ。
他にも、光は、一部の料金を取り出して安くなるとインチキ営業しています。例えば、オプションの光電話500円と固定電話1700円を比較して安くなるという話をよく聞きますが、光電話は光回線のオプションで、光回線の基本料が別に必要です。これを入れたら1700円の2倍以上になります。戸建てでは3倍超えです。安くなると信じて契約したら、逆に高くなったとう話は枚挙にいとまがありません。
また、光回線系の縛りは酷いものが多く、高額な縛りが何年経っても解けない契約になっています。フレッツ光は解約が多いので、それを阻止する為に、そのような契約を次々導入しています。このような契約をしてしまうと、引っ越しなどで解約する時、上手く違約金の掛からない月に当たらないと、数万円の余計な出費になります。縛りは割引きとセットになっているのですが、「今ならお得」と割引き部分のみを強調して勧誘しており悪質です。
フレッツ光は、料金体系が複雑で、契約内容も酷い縛りが付いてくる割引きが複雑に絡み、簡単には理解できない契約内容となっています。その上、プロバイダーの契約なども絡んできます。このような契約は、短時間の間に理解できなくて普通です。それを訪問販売で売らせている国というのもどうかしています。
回線業者には、それらを詳しく説明する義務があるのですが、まともに説明すると時間が掛かるので、現場ではしっかり説明せずに書類にサインさせています。書類上は説明したことになっていて、後で「話が違う」と言っても泣き寝入りです。
そもそも、通信の仕組み自体が業者の宣伝の影響で間違って理解されており、必要のない無駄回線を騙して契約させる速い速い詐欺の温床になっています。もう、何年にも亘って悪徳業者が活動しているので、潜在被害者は相当な数です。