回線速度は、モデムと基地局間の通信能力を表しています。光の様に高い通信能力がある回線では、スピードテストを簡易的に利用して、その能力を見る事は出来ません。通信速度は回線以外の様々な要因が絡み回線能力一杯に利用して通信する事が出来ないからです。
正しくは、光回線終端装置やADSLモデムにアクセスして確認します。
光
光は減衰が少ないので、ほぼ契約通りの回線能力が得られています。
確認するまでもありませんが、一応、解説します。
ブラウザで、IPアドレス「192.168.1.1」を入力し終端装置にアクセスします。
IDは「user」、PSは最初に入力したものになります。分からない場合は、「user」「test」「0000」「1234」「admin」「ntt」「root」「east」「west」などを試してみて下さい。
アクセス出来たら、フレッツ光のPR-200NEを例に取ると、「情報」「現在の状態」「機器状態情報」「リンク状態」「WAN」と、たどれば下の赤枠内で確認出来ます。
ネクストだと、リンク速度が1Gになっていると思いますが、上流で帯域制限をしていて上限は200Mです。
ADSL
ADSLは減衰があるので、条件により回線能力が大きく変化します。確認しないと正確な回線能力は分かりません。 特にADSL50Mでは、NTTに近いと遅延の限界以上に通信能力を得られます。この場合、光と同じでスピードテストでは確認できません。回線能力はモデムの置き方で多少変化する事があります。
住友・NEC製モデムの場合
ブラウザで、IPアドレス「192.168.0.1」を入力しモデムにアクセスします。
IDとパスワードを要求されたら、住友製は両方とも「root」、NEC製はID「admin」、PSは初期に入力したものになります。
住友製なら最初の画面に、NEC製なら「情報」「ADSLモデムの状態」とたどれば確認出来ます。
ヤフーBBの場合
モデムによっては、一般的な方法で確認出来ませんが、OSがWinXPなら、「コントロールパネル」「ネットワークとインターネット接続」「ネットワーク接続」の順にたどり、「インターネットゲートウェイ」の下にあるアイコンをダブルクリック。下の図の赤枠内が回線の通信能力になります。
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