NTT系のgooスピードテストは、回線能力以上の結果がでる変なサイトであった。
例えば、ADSL12M契約で得られている通信能力(モデムのリンク速度)が12M弱の場合、通信制御分があるので、スピードテストでは約10M程しか出ないはずなのだが、gooスピードテストでは、なんと13M強と表示されていた。約3割増しである。
そんなサイトが2011年7月28日にサービス終了していた。通信能力が有り余る光回線になってから、スピードテストが通信能力から遅延の限界に変化した為、県内のサーバーを選んだり、マルチ計測ができないサイトでは誤魔化しにくくなったからであろう。
普段の通信速度を表示する「gooスティックのネットワークモニター」
その代わりに勧めているのが、gooが用意したブラウザのツールバーの中にある機能で、普段の通信速度を見る為のものである。普段の通信速度とスピードテストの結果は別物である。その辺を知らないと、突然、回線速度が悪くなったと困惑するであろう。