ここから本文です

フレッツ光の期間限定割引き「どーんと割」を「値下げ」と報道するNHK - 刷り込み宣伝ニュースで悪徳営業支援

ライター:さん(最終更新日時:2013/10/8)投稿日:

  • ナイス!:

    3

  • 閲覧数:6534

印刷用のページを表示する


NTT西日本 ネットの家庭向け光回線 来月から値下げ

大阪・中央区に本社をおくNTT西日本はスマートフォンの普及や他社との競争の激
化で契約数が伸び悩んでいるため、ネットの家庭向け光回線を来月から期間を限定した上で値下げする方針。値下げするのは「フレッツ光」で、月々の利用料金
を戸建ては5670円から約3700円に、マンションは通常料金から25%程度引き下げる。値下げの背景には、KDDIやケイ・オプティコムなども割引を
始めている事も含まれている。

http://www.kuunel.jp/kansai/word.html?p=8073035
http://www.kuunel.jp/kansai/content.html?t=3109104


「KDDIやケイ・オプティコムなども割引」と報じているところ見ると、NHKもよく分かっているようで・・・

 

NHKは、去年の「もっともっと割」の時も「値下げ」と報道。

大手マスコミがまともに報道しなかった「ネット回線勧誘トラブル110番」 - フレッツ光の割引き発表とは大違い


 

どーんと割は、3年目にどーんと増額

フレッツ光 どーんと割


実際の営業現場では

通信業界は、他では禁止されている電話勧誘や訪問販売を下請けにやらせて広める事をしています。それだけでなく、全国の家電量販店の店頭にまで、くまなく勧誘員を配置して、あの手この手で無知につけ込んだ勧誘をしています。期間限定の説明はせずに、「値下げされました」と勧誘して廻るのは目に見えています。NHKがこのような刷り込み宣伝ニュースを流すことで、このような営業もやりやすくなります。最初からそれが狙いでしょうが・・・。

本来なら、難しい通信回線の仕組みを易しく解説し、プロバイダーや回線業者の賢い選び方を詳しく説明して、このような悪徳商法に騙されないよう注意喚起するのが本来の姿だと思いますが、日本はそういう国ではないようです。


 


 

違約金

違約金は光もっともっと割と同じです。いやらしいのは、3・6年目の違約金が31500円にどーんと増額になるところです。違約金が掛からずに解約できるのは、自動更新する直前の契約満了月だけです。フレッツ光は解約が多いので、高額な違約金を掛けて解約しにくくしています。 まともな企業なら、こんなあくどい事はしませんが、普通、顧客の不利になるような事なら事前にはがきの一枚でも送って確認するものです。解約は電話受付のみで、混んでいてなかなか繋がりません。解約は余裕をもって行わないと、自動更新でアウトです。光もっともっと割の違約金

 

 


 

見せかけの「思いっきり」

NTT東日本のいかにも安くなったかのように宣伝されている「思いっきり割」は、それまでの割引制度を組み直したもので、割引額が増額されているわけではありません。多分、この「どーんと割」もそんなところでしょう。

 

フレッツ光「思いっきり割」